投稿

四国ブロック支部地方会 大会長からのお知らせ(第1報)

イメージ
 ブロック支部長の阿波谷です。 11月に高知県安芸市で開催される四国ブロック支部地方会の大会長 的場俊先生(高知県立あき総合病院)より、準備状況についてお知らせがありました。 皆さま奮ってご参加ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 来たる2025年11月15、16日に開催される第25回日本プライマリ・ケア連合学会四国ブロック支部地方会・第32回四国地域医学研究会 合同学術集会の大会長の的場俊と申します。 大会当日まで1ヶ月余りになりましたので、近況についてお知らせいたします。 参加申込状況 10月1日現在、大会参加申し込み人数は56名です。 会場のやまのホール(約100名収容可能)はまだ余裕があります。 参加申込締切は10月15日(水)です。奮ってご参加ください。 お申込みフォーム →  こちら 一般演題応募状況 9月30日が応募締切までに、15名の方から応募いただきました。 ちょうど良い演題数となりましたのでこれで 応募を締め切らせていただきます 。応募いただいた皆様、ありがとうございました。 一般演題は11月16日(日)午前中のみの予定です ポートフォリオ発表会 申込締切は10月15日(水)ですが、今のところ、ポートフォリオ発表の申込がありません。 絶賛募集中です !! お申込みフォーム →  こちら 発表会の司会は、田尻巧先生 (高知県立あき総合病院内科、家庭医療専門医、学会認定指導医) 懇親会 10月1日現在、参加申し込み人数は27名です。 会場(ホテルTAMAI 6F 大宴会場)には、まだまだ余裕があります。 お申込みフォーム →  こちら 参加費 一般7,000円 (インフレのためかお値段が高くて大変申し訳ありません) 、学生1,000円 宿泊予約状況 ホテルTAMAI (安芸市矢ノ丸1-6)  禁煙室 満室御礼 喫煙  残4室のみ 8,470円もしくは9,570円 ご予約はお電話 (0887-35-2111)で「日本プライマリ・ケア学会」とお伝えください。大会事務局が11月7日まで仮予約しております。 リゾートホテル海辺の果樹園 (香南市夜須町手結山506-1、バス無料送迎あり、所要30分)  残26室です! 15,000円 ご予約はお電話 (0887-55-4111)で「日本プライマリ・ケ...

PCAT研修 参加者募集のお知らせ

イメージ
 日本プライマリ・ケア連合学会災害医療システム委員会が開催する2025年第2回PCAT(Primary Care Assistance Team)導入研修についてのご案内です。  本研修は、JPCAの災害支援活動に関する規則に基づき、PCAT登録者の認定条件となる重要な研修です。研修修了後はPCAT隊員として登録いただき、発災時には可能な範囲で災害医療支援の業務に関与いただくものです。  JPCAは、発災時にはブロック支部単位での支援できる体制を目指しておりますので、ぜひ、支部会員の方で意欲のある方にはご参加いただければと思います。 詳細・参加申込は  こちら から

総合診療セミナー「ERサバイバル~unsuspected killer in ER~」開催のご案内

イメージ
高知家総合診療専門研修プラグラムでは2025年12月20日(土)に「ERサバイバル ~unsuspected killer in ER~」と題しまして総合診療セミナーを開催いたします。 今回は、「研修医当直御法度」などの若手医師向けの本を多く書いておられる「福井大学医学部附属病院 救急科 総合診療部の林 寛之教授」を講師としてお招きしました。 ありふれた患者さんの訴えから心筋梗塞やくも膜下出血、大動脈解離などの重症疾患を見逃さない検索法についてお話しいただきます。 林先生は、様々な医療機関で若手向けのセミナーの講師をされたり、学会などでも救急をテーマにセッションを行うなど若手医師の教育に非常に熱心に取り組んでおられます。 普段の外来、救急での対応についてブラッシュアップを図る機会としていただければと思います。 なお、この研修会は日本プライマリ・ケア連合学会の専門医・認定医・認定薬剤師の更新の単位取得、新家庭医療専門研修のOff-JTの単位取得が可能となるよう申請を行っております。  もちろん、総合診療以外の専攻医、研修医、学生、もちろん指導医も大歓迎です。 【セミナー詳細】 テーマ :ERサバイバル ~unsuspected killer in ER~ 講 師 :福井大学医学部附属病院 救急科 総合診療部 林 寛之 教授 日 時 :2025年12月20日(土) 15時~16時30分    (ポートフォリオ発表会は17時~17時半を予定) 場 所 :ちより街テラス ちよテラホール (高知市知寄町2-1-37、立体駐車場3F 無料) 参加費 :無料 対 象 :医学生、臨床研修医、専攻医、指導医、薬剤師、看護師、救急救命士、医療関連職の方、大学教員 参加費 :無料 定 員 :100名 申込フォーム :https://forms.gle/qiFGNDUtAhGCjnaB8  (申込期限は12月5日(金)までです。定員に達し次第募集終了しますので、お早めにお申し込みください。)   注:現地参加のみとなります。オンラインでの視聴は出来ません。 この研修会は、(公益社団法人)地域医療振興協会高知県支部の共催をいただき、高知家総合診療専門研修プログラムが(一般社団法人)高知医療再生機構専門医等養成支援事業として行うものです。 セミナー終了後に専攻医によるポートフォリオ発表...

地方会開催のお知らせ (その1)

イメージ
 JPCA四国ブロック支部 事務局よりお知らせです。    2025年11月15日(土)、16日(日)に高知県立あき総合病院で開催されます第25回四国ブロック支部地方会の開催概要が完成しました。  四国ブロック支部会員の皆さまには、近日中に郵送させていただきます。 四国ブロック支部のウェブサイト には、すでに開催概要のPDFを掲載していますので、ご覧ください。  また、学会参加、懇親会参加、演題発表等の申込みもすべて、 四国ブロック支部のウェブサイト からお願いします。 参加申込、病院見学、託児所申込締切 2025年10月15日(水) 演題・ポートフォリオ発表申込 2025年9月30日(火) 演題抄録締切 2025年10月15日(水)

専門研修のサイトビジットが行われました

イメージ
 専門研修支援委員会の原穂高先生、植本真由先生から、県立あき総合病院のサイトビジット報告がありました。研修の質の向上のためにも、専攻医・若手専門医の交流のためにも、相互に研修の状況を視察するのはとても良いことです。ぜひ、定期的に続けていただければと思います。(ブロック支部長 阿波谷)

第一回うどんそばカンファレンスのご報告

イメージ
  2025年7月5日(土)から7月6日(日)にかけて、第一回うどんそばカンファレンスが開催されました。島根県と香川県の総合診療に関わる医師や、総合診療に興味のある学生、初期研修医が参加し、香川県から18名、島根県から18名、計36名の参加者が集まりました。その後の大交流会やディスカッションでは、「うどんそば戦争」と称した白熱した議論が繰り広げられ、非常に活発な意見交換が行われました。  隠岐島は今回初めて訪れたのですが、高松から島根県の七類港まで車で約3時間、七類港からチャーター船で約2時間の荒波を乗り越え、ようやく到着しました島根県からの参加者と一緒にこの大変な航海を共にしたことで、連帯感が生まれたように感じました。そのおかげもあってか、香川と島根の参加者がすぐに打ち解け合い、交流がよりスムーズに進んだように思います。  隠岐島前病院に到着した後、昼食をいただき、すぐにエコーセッションが始まりました。腹部(益田赤十字病院 岡本栄祐先生)、心臓(香川大学医学部附属病院 市来智子教授)、膝関節や正中神経など運動器(島根大学総合診療医センター 白石吉彦先生)のエコーや、エコー下の穿刺練習をグループ内で交代しながら行いました。時間は限られていましたが、実際にエコーを使ってそれぞれの部位を確認できる貴重な体験となり、大変有意義でした。  その後、宿泊施設の宴会会場で交流会が始まりました。美味しい海鮮料理をいただきながら、同じテーブルの島根の先生とお話をしました。続いて、氏原英敏先生(島根県立中央病院 初期研修医)が司会を務め、参加者の自己紹介が始まりました。予想に反して、自己紹介はただの自己紹介ではなく、「学生」「研修医」「専攻医」「エキシビション」「大将」といった各部門で、自己アピール合戦が繰り広げられました。出場者一人ひとりの個性が際立っており、大交流会は非常に盛り上がりました。  2日目には、「医学生と研修医が語る島根と香川の総合診療」というセッションが開催されました。香川・島根両県からそれぞれ2名ずつの医学生と研修医が壇上に上がり、各々の意見を交換しました。前半の医学生のセッションでは、香川と島根における医学教育の特徴や違いについての議論が行われました。特に、教養科目のあり方や医学教育を始める時期についての意見が多く出ました。また、「授業の要点が分かりにく...

高知医療センター石井隆之先生がミステリー小説を上梓されました

イメージ
 支部会員である石井隆之先生(高知医療センター総合診療科)が渡川鷹之のペンネームでミステリー小説を上梓されました。終末期医療のあり方にも一石を投じる内容で、 高知新聞 でも紹介されました。  ぜひ、お手に取っていただければと思います。     今回、 石井先生にお願いし、ご著書の紹介文を寄稿いただきました。 ----------------------------------------- 作品紹介 「有明月の月下美人」         渡川鷹之(ペンネーム)  月下美人の神々しい花は、子供時代に実家で何回か見たことがありました。当時はたくさん咲かせると高知新聞に写真付きで紹介されていましたので、ひょっとしたら取材に来てくれないかなと、少し期待していたことを今も覚えています。  拙著は救急医毛利慎吾と介護職員橘百合のミステリー小説です。医療現場の話はもちろん出てきますが、私の大好きな高知の風景も随所に出てきますので、ぜひお楽しみください。  作品を書きたいと思ったきっかけは、本編にも出てきますが、「ルーカス3(心臓マッサージ機)」による衝撃的な医療現場を目撃したことです。まるで餅でもつくかのように、無機質な機械音とともに老女の脆弱な胸郭を圧迫し続けます。 「100歳近い老女に、なんてムゴイことを……」 「大往生とはほど遠い……」そう感じました。  末期癌についてはガイドラインに緩和治療を奨励する記載がきちんとありますが、認知症など末期がん以外の超高齢者の終末期(老衰?)については、やんわりとしか記載がありません。  今日の医療現場では、超高齢者の終末期医療について、いろいろ意見はあっても、空気の読み過ぎなのか誰も何も言えない状態のように思えます。特に心肺停止時の蘇生術については、必要性に疑問を抱きながら、流れ作業を淡々とこなすだけ。悲しいことに、訴えられないようにすることが大前提です。多忙なこともあり、医療者の思考回路はほぼ停止してしまっています。高齢者の尊厳なんて考えている余裕はありません。それどころか救急車で運ばれてくる高齢者を厄介者扱いする医師さえいます。 「いったいどうすれば安らかな最期を迎えられるのか?」  国が進めるACP(人生会議)を絡めた、人生の最後をどうありたいかを考える動きはゆっくりですが確実に普及しつつあります。それに伴い、人...