新しい総合診療専門医のご紹介
昨年度の専門医試験に合格し、新たに総合診療専門医となられた先生にご寄稿いただきました。(事務局)
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遠藤 日登美 先生(三豊総合病院)
2001年に自治医大を卒業し、義務年限内は陶病院や綾上診療所、山形県の八幡病院や松山診療所でそれぞれの特徴の中で診療を経験してきました。2011年からは三豊総合病院で健診や産業医、診療所勤務などを中心に仕事を行い、徐々に診療現場へと戻ってきました。2023年当院へ果敢に飛び込んでくれた専攻医の馬越先生をきっかけに総合診療専門研修プログラムが動き出し、内科とは違うプログラムの特性に右往左往していましたが、様々な先生に助けて頂きながら、また馬越先生の頑張りのお陰で馬越先生の3年間のプログラムを終了することが出来ました。地域医療で行っている様々なスキルを言語化してより深め、伝えていく作業が家庭医療学を作っており、その奥深さにまだまだ勉強することがたくさんあると感じています。現在は健康教室や健康診断、学校医、産業医、診療所業務などの仕事にプラスして外来から入院管理間まで幅広く仕事を担いながら、学生実習や研修医指導も行っています。子育てが一段落してきた今、学生教育や研修医指導にやりがいを感じています。若い先生から教わることも多くあります。昨年には総合診療専門医を取得することができました。50歳を過ぎてもまだ役割があることに感謝しつつ、自分も成長していきたいと思っています。マイペースな私ですが今後ともよろしくお願いいたします。
大原 昌樹 先生(綾川町国民健康保険陶病院)
令和7年度の日本専門医機構総合診療専門医試験に合格し、専門医資格を得ることができました。65歳にして専門医試験を受ける必要はあるのか、記憶力が衰えているのに合格できるのか、日々多忙で勉強する時間はあるのか、など不安だらけでの受験でした。ただ、当院のような小規模病院は、今後、総合診療が柱になると以前から考えており、総合診療専門医が在籍してほしいと考えていました。令和6年度に専攻医として馬越隆光先生が赴任、幅広い診療領域と視点の多様性を見て、当院の役割にまさしく合致する専門医であることを確信しました。今回、当院からベテラン医師3名が合格し、馬越先生が専攻医研修を終えて再赴任したことにより、「総合診療科」を院内標榜として掲げることとしました。まだまだ取り組むべき課題は多いですが、一歩前進と考えています。
日本専門医機構総合診療専門医検討委員会は、特任指導医(基礎資格:JPCAプライマリ・ケア認定医など)が専門医になるのに移行措置を設け推奨しています。受験資格において、総合診療専門研修プログラムに登録している専攻医を特任指導医として 6か月以上実際に指導した経験が認められる者となっていましたが、今年度から、指導歴が 6か月未満でも、学生、臨床研修医、実地医家を対象とした総合診療の指導経験(遠隔を含む)が認められる者と大幅に緩和されました。特任指導医は、現行は2030年度までの経過措置となっています。延長される可能性はありますが、専門医移行が望ましいとしています。専門医試験は、朝9時から夕5時まで250問のコンピューターに向き合ってのCBT試験と1週間後の面接試験です。合格したから言えるのですが、総合診療の幅広さ・奥深さと学ぶことの楽しさを感じました。ベテラン医師にも受験をお勧めします。
今後も微力ながら四国ブロックの発展に寄与できればと考えていますので、よろしくお願いいたします。
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