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【開催報告】「第2回うどんそばカンファレンス in 綾川」盛会のうちに終了いたしました!

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  2026 年 7 月 4 日(土)から 5 日(日)の 2 日間、香川県綾川町で「第 2 回 うどんそばカンファレンス」を開催しました!このカンファレンスは、香川県と島根県で総合診療・地域医療に携わる医師や医学生、地域住民、行政職員の皆さまが集まり、一緒に学び、語り合う交流の場です。昨年の島根県・隠岐での開催に続く 2 回目の今年は、香川県綾川町での開催。会場は、綾川町国保総合保健施設「えがお」と「いきいきセンター」、そして宿泊と交流会の会場となった柏原渓谷沿いのキャンプ場「 TaTuTa の森」です。   綾川町国民健康保険陶病院・綾上診療所、かがわ総合診療医センターが主催し、島根大学医学部附属病院総合診療医センターに共催いただいて、両県あわせて 50 名を超える方々にご参加いただきました。「うどん(香川)」と「そば(島根)」という両県それぞれの名物を囲みながら、世代や立場、地域の違いを越えて、これからの地域医療を自分のこととして考える 2 日間になりました。   カンファレンス初日は、綾川町うどん研究会の皆さまが振る舞ってくださった手打ちうどんを、香川・島根両県の参加者全員でいただきました。香川のうどんの味はもちろんのこと、そのコシの強さに、島根の参加者みなさんが驚いていたのが印象的でした。   昼食のあとは、本カンファレンスのメイン企画のひとつであるセッション①「地域医療・ラボ 〜 5 つの種火を育てよう〜」を行いました。香川・島根から 5 名の登壇者が、それぞれ 3 分間で「自分が思い描く 10 年後の地域医療」を ” 種火 ” として語りました。その後は、参加者が関心を持った種火のグループに分かれ、医学生からベテラン医師、事務・行政の方までが一緒になって、「そのビジョンをどうすれば実現できるか」を話し合いました。   立場の違う人が同じテーブルで話すと、一人では出てこない視点やアイデアが次々に出てきます。グループディスカッションのあと、各グループが「明日への構想」を発表し、会場全体で意見を交わしました。   全体ディスカッションのあと、表彰式も行いました。心を動かされたプレゼンターに贈る「ベスト・プレゼン賞」、実現してみたくなる構想に贈る「ベスト・プロトタ...

総合診療セミナー「価値観に寄り添うACP実践ワークショップ」を開催しました

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 高知家総合診療専門研修プログラムの主催でACPに関するセミナーを開催しました。 講師として飯塚病院の地域連携・緩和ケア科の竹下隼人先生と総合内科の山本幸近先生にお越しいただきました。 高知家総合診療専門研修プログラムの専攻医、指導医はもちろん、総合診療を進路に考えてくれている研修医、地域で活躍される保健師や次の世代の看護師の育成に関わる方にも参加していただき、準備にあたった者として大変ありがたく感じました。 セミナーは、総論として「ACPとは何か」を説明いただいた後、実際に行おうとするとなかなか上手くいかないのはどのような事に原因があるのか、それを解決する為に3 Stage protocolを意識する事、特にStage 2で患者さんの価値観を深く理解することの重要性と、その為の方法として知っておくべき二つのルールと掘り下げる4つの項目についてお話を頂きました。 その後、実際に医師役と患者役に分かれて患者さんの価値観を掘り起こすロールプレイを行いました。外来に来られている慢性心不全の車椅子の高齢の女性や入院中の嚥下機能が低下した高齢男性のご家族に対して今後のお話をする、というよく対応する症例を準備していただき、教えていただいた事を意識して演習を行いました。意識して行おうとすると、患者さんの価値観を拾い上げることの難しさを改めて感じましたが、普段意識せずにやっていることがどのような意味を持つのかを言葉にしていただいた事で、自身のACPへの取組みを振り返って、自身の課題も見つけることも出来ました。 参加者からも「患者さんの価値観を軸にした、医療者の押し付けではないACPを心がけようと思いました。」や「関わるすべての職種があらゆる場面で本人と家族の想いが聴けるようにならったら良いと感じました。」といった意見を頂きました。 今回医師だけでなく多職種の方にも来ていただいた事で、今後ACPに関わる多くの職種で価値観を共有する事を大切にしていく、それを改めて意識することが出来ました。そして、より良い診療を行っていく為にもACPについてこれからも勉強していこうと思いましたし、参加者全員にとって大変満足度の高い研修となったと感じております。 竹下先生、山本先生に心より感謝申し上げます。(高知大学医学部家庭医療学講座 岩下演久)

新しい総合診療専攻医のご紹介

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 この春、四国で総合診療専門研修を開始した専攻医は4名です。自己紹介をご寄稿いただきましたので、50音順に掲載させていただきます。皆さまのご活躍をお祈りしております。(事務局) ------------------------------------------------------------------------------------------------- 荒木 智尋 先生 (香川大学医学部附属病院総合診療専門研修プログラム) 皆様はじめまして。4月より香川大学医学部付属病院にて、総合診療科プログラムを始めさせていただきました荒木智尋(ちひろ)と申します。地元は香川県丸亀市で、将来も地元丸亀市で働きたくて地域枠で香川大学に入りました。総合診療科と救急科のダブルボード取得を目指しております。 今の私の目標は、「とりあえずなんとかします!」といえる医師になることです。 振り返れば、医師を志したきっかけは、家族や友人など身近な人たちに何かあった時に助けられるようになりたいというものでした。大学に入った当初は、救急医を志していました。急性期疾患を幅広く対応する救急科は、前述の目的に沿うものでした。しかし、大学3年生で友人に誘われて臨床推論勉強会になるものに参加して、初めて総合診療科なるものに触れました。そこで診断学の面白さに触れるとともに、患者さんの背景まで考慮に入れる姿に衝撃を受けました。私のやりたかったことはまさしくこれだ!と興奮したのを覚えています。 一次予防に積極的に関与したり、社会的な問題に介入したりなど、難しく言えば様々な表現ができますが、とにかく目の前で困っている人をなんとかしてあげたいというのが私の願望です。そんなこんながあり、総合診療医を志すようになりました。 その後医師免許を取得し、臨床に立つ中で、やはり救急初期診療にも興味があり、重症緊急疾患についても「とりあえずなんとかします!」と言えるようになりたいなぁという野望があり、現在は救急科とのダブルボード取得を目指しております。 無事に初期研修が終わり、大学での研修が始まりましたが、日々充実してめまぐるしく過ごしております。自分は直感タイプなので、アカデミックな勉強に慣れなかったり、他専門医の知識に圧倒されたり、鑑別すべき疾患が多すぎて絶望したり、知らない社会資源も多く人生経験の浅さを思い知...

新しい総合診療専門医のご紹介

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 昨年度の専門医試験に合格し、新たに総合診療専門医となられた先生にご寄稿いただきました。(事務局) ---------------------------------------------------------------------------------------- 遠藤 日登美 先生 (三豊総合病院)  2001年に自治医大を卒業し、義務年限内は陶病院や綾上診療所、山形県の八幡病院や松山診療所でそれぞれの特徴の中で診療を経験してきました。2011年からは三豊総合病院で健診や産業医、診療所勤務などを中心に仕事を行い、徐々に診療現場へと戻ってきました。2023年当院へ果敢に飛び込んでくれた専攻医の馬越先生をきっかけに総合診療専門研修プログラムが動き出し、内科とは違うプログラムの特性に右往左往していましたが、様々な先生に助けて頂きながら、また馬越先生の頑張りのお陰で馬越先生の3年間のプログラムを終了することが出来ました。地域医療で行っている様々なスキルを言語化してより深め、伝えていく作業が家庭医療学を作っており、その奥深さにまだまだ勉強することがたくさんあると感じています。現在は健康教室や健康診断、学校医、産業医、診療所業務などの仕事にプラスして外来から入院管理間まで幅広く仕事を担いながら、学生実習や研修医指導も行っています。子育てが一段落してきた今、学生教育や研修医指導にやりがいを感じています。若い先生から教わることも多くあります。昨年には総合診療専門医を取得することができました。50歳を過ぎてもまだ役割があることに感謝しつつ、自分も成長していきたいと思っています。マイペースな私ですが今後ともよろしくお願いいたします。 ---------------------------------------------------------------------------------------- 大原 昌樹 先生 (綾川町国民健康保険陶病院)  令和7年度の日本専門医機構総合診療専門医試験に合格し、専門医資格を得ることができました。65歳にして専門医試験を受ける必要はあるのか、記憶力が衰えているのに合格できるのか、日々多忙で勉強する時間はあるのか、など不安だらけでの受験でした。ただ、当院のような小規模病院は、今後、総合診療が柱になると以前から考えており、総合診...

新しい総合診療専門研修プログラムのご紹介

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新しくスタートした総合診療専門研修プログラムを照会しています。今回は、海部病院総合診療専門研修プログラムのご紹介です。(事務局) -------------------------------------------------------------------------------------------------- 海とともに学び、地域とともに育つ ― 海南病院総合診療専門研修プログラム「あまべ総診」 國永直樹( 海陽町国民健康保険海南病院)  ## 海部郡という地域 海部郡は徳島県の最南端に位置し、徳島県南部Ⅱ医療圏に属しています。古くは『阿波国郡史』にもその名が記されており、令和7年現在は美波町・牟岐町・海陽町の3町で構成されています。 その海陽町に位置する海陽町立海南病院は、徳島県最南端の病院として地域医療の最前線を担っています。当院を基幹施設とする日本専門医機構認定総合診療専門研修プログラム「あまべ総診」は、この海部郡を舞台に、病院の中だけで完結しない総合診療を学ぶことを目指しています。 45床の公立病院である海南病院では、外来診療、病棟診療、救急医療、在宅医療、介護連携、退院支援までを一貫して経験できます。高齢化が進む地域だからこそ、多疾患併存、認知症、ポリファーマシー、人生の最終段階における医療など、総合診療医に求められる幅広い課題に日常的に向き合うことができます。 ## 教育体制と広がる学び 近年、当院では教育体制の整備を進めています。2023年5月には地方創生医師団によるシンポジウムを開催し、これを契機に徳島大学地域医療サークルをはじめ、多くの医学生が地域実習に訪れるようになりました。2024年5月からは徳島大学医学部の地域医療実習学生の受け入れを開始し、同年7月には徳島赤十字病院から初期研修医が1か月間の地域研修を行いました。さらに2025年4月からは総合診療専門医が常勤医師として着任し、同年9月には広島市民病院から初期研修医を受け入れました。2026年度には全国から5名の初期研修医を受け入れる予定であり、医学生・初期研修医・専攻医が継続して学べる環境づくりを進めています。 また、全国各地から総合診療医が来訪しており、徳島県最南端という立地にいながら、全国の総合診療医と出会い、学べる環境が生まれています。小規模病院でありながら、地域医療の...

四国ブロック支部長が交代しました

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 本日の社員総会を持ちまして、2024-25期の学会理事の任期が満了し、2026-27期の理事が就任いたしました。四国ブロック支部長は、四国ブロック選出理事と支部の規約で規定しておりますので、理事の交代と同時にブロック支部長の交代となります。  新旧のブロック支部長からのご挨拶です。(事務局) -------------------------------------------------------------------------------------------------- 四国ブロック支部長就任のご挨拶 大倉佳宏(健生石井クリニック)  この度、日本プライマリ・ケア連合学会の四国ブロック選出理事、ならびにブロック支部長を拝命いたしました。四国のプライマリ・ケアと総合診療の発展に少しでも役に立ちたいという強い思いと同時に「果たして自分にこの重責が務まるだろうか」という身の引き締まるような思いも感じております。 就任にあたり、ご挨拶をさせていただきます。  私がプライマリ・ケアや総合診療の道を志した原点は、学生時代の病院実習で知った「訪問診療」にあります。 それまで病院で見る医療が全てだと思っていた私にとって、臓器を限定せず総合的に診ることで、患者さんが入院することなく、住み慣れた自宅で穏やかに過ごせるという事実は大きな衝撃でした。「臓器を専門とせず、人を総合的に診ることの重要性」を肌で感じ、自分もそういう医療に関わりたいという思いが、今の私の根底にあり、この道を歩み続ける最大のモチベーションとなっています。  四国は、総じて高齢化率が高く、また医師の地域偏在も顕著な、いわば日本の「課題先進地域」です。各地域の医療を守っていくためには、総合的に患者さんを診ることができる総合診療専門医や家庭医療専門医が、この四国で多く育ち定着していく仕組みが不可欠です。  また、人口も少なく学会員数も他の地域ブロックと比べても少ない四国では、各県の独自の取り組みだけではなく、4県が連携して協力し合う事がとても重要だと思います。そのために、まずは副支部長の先生方とも緊密に連携し、定期的なミーティングを通じて各県の現状や取り組みを共有し、会員の皆様へ積極的に発信していきたいと思います。  さらに重点を置きたいのが、次世代を担う後進のサポートです。 家庭医療専門研修だけではなく...

四国ブロック支部地方会の専用サイトが立ち上がりました

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 2026年11月7日(土)、8日(日)に徳島で開催される第26回日本プライマリ・ケア連合学会四国ブロック支部地方会/第33回四国地域医学研究会 合同学術集会の専用ウェブサイトができました。  これから、プログラム内容、参加申込等のご案内は、このサイトでおこないます。ぜひ、ご覧下さい。(事務局)  専用サイトは こちら (別ウインドウで開きます)  

ACPのワークショップのお知らせ

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高知大学 岩下先生から高知家総合診療専門研修プログラムが開催するワークショップのお知らせがありました。(事務局) --------------------------------------------------------------------------------------------------- 高知家総合診療専門研修プラグラムでは2025年6月27日(土)に「価値観に寄り添うACP実践ワークショップ ~ロールプレイを通して患者・家族の多彩な価値観を掘り起こす~」と題しまして総合診療セミナーを開催いたします。 今回は、飯塚病院地域連携・緩和ケア科の竹下 隼人先生と飯塚病院総合内科 山本幸近先生を講師としてお招きしました。 ACPの必要性は十分に理解しているものの、初めて取り組む際にどのようなときに行うのが良いのか、どのように話していくのか良いのかなど、考えなければならない課題が多く出てきます。 そこで、今回は、安定期、終末期など異なる設定の中でロールプレイ形式の実習を通して、患者さん・ご家族の様々な価値観にどのように引き出すのかを経験できるセミナーを企画しました。普段の外来や入院で患者さんの治療を進めていく際に考える考えるきっかけとしていただければと思います。 なお、この研修会は日本プライマリ・ケア連合学会の専門医・認定医・認定薬剤師の更新の単位取得、新家庭医療専門研修のOff-JTの単位取得が可能となるよう申請を行っております。  もちろん、総合診療以外の専攻医、研修医、学生、もちろん指導医も大歓迎です。 【詳細】 タイトル:「価値観に寄り添うACP実践ワークショップ ~ロールプレイを通して患者・家族の多彩な価値観を掘り起こす~」 講師:竹下 隼人先生(飯塚病院連携医療・緩和ケア科)、山本 幸近先生(同総合内科) 日時:2026年6月27日(土) 14時~16時(ポートフォリオ発表会は16時半~17時頃を予定) 場所:オビヤギルド 3階ホール  (高知市帯屋町1-14-9 ゑり忠ビル 3F)  注:ホールには駐車場はございません。付近の駐車場をご利用ください 参加費:無料 対象:医師、看護師、介護職などACPに取り組んでいる方、あるいは取り組みたい方、およびそれを目指す学生、大学職員 参加費:無料 定員:40名 申込フォーム: https:...

新専攻医オリエンテーション

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 2026年度 日本PC学会四国ブロック支部 家庭医療/総合診療専門研修 オリエンテーション・ポートフォリオ発表会が、2026年4月18日(土)13時30分~16時30分に、HITO病院大会議室およびオンラインによるハイブリッド形式で開催されました。  今年度の参加者は総勢55名(現地参加31名、オンライン参加24名)で、新専攻医4名(うちオンライン参加2名)、2年目以上の専攻医7名、指導医・その他44名でした。  開会にあたり、阿部雅則先生(愛媛大学)よりご挨拶をいただきました。  新専攻医の自己紹介では、これまでの多彩な経歴や、今後どのような家庭医・総合診療医を目指していきたいかについて知ることができました。  専攻医部会の紹介を、馬越隆光先生(陶病院)にしていただきました。  ポートフォリオ発表会では、中平啓倫先生(愛媛大学)が領域[16b. 人生の最終段階におけるケア]を、壁谷篤仁先生(あき総合病院)が領域[12a. 複雑困難事例のケア]を発表されました。司会は菊池明日香先生(愛媛大学)が務め、コメンテーターとして佐藤真一先生(高知生協病院)、近藤啓介先生(こんどうファミリークリニック)にご参加いただきました。専攻医の先生方が日々の診療や看取りの場面において、患者さんがより良く過ごせるよう悩みながら学び、成長していく姿が伝わる発表でした。  メイン講演では、五十野博基先生(HITO病院)より「総合診療医というキャリアのつくり方」と題してご講演いただきました。前半の15分でこれまでのキャリアについてお話しいただき、後半の40分は専攻医や会場参加者からの質問に答えていただく形式で進められました。専攻医の先生方からは、現在抱えている悩みや、五十野先生のこれまでの取り組みに関する質問が時間いっぱい寄せられました。五十野先生と専攻医とのやり取りは、参加者にとっても日々の診療や教育について振り返る貴重な機会となりました。参加者からは、「とてもワクワクしました」「早速、できそうな業務改善から始めてみます」といった感想が寄せられました。  閉会にあたり、阿波谷敏英先生(高知大学)よりご挨拶をいただきました。  オリエンテーション終了後の専攻医交流会には、現地参加の専攻医全員が参加し、大いに盛り上がりました。  ご参加いただいた先生方、誠にありがとうございました。来年度も新専...

新しい総合診療専門医のご紹介

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 江田 雅志 先生(高知県立あき総合病院)  新たに総合診療専門医を取得しました江田雅志と申します。2013年に高知大学医学部を卒業、初期研修2年間を母校で過ごし、2015年にVer.2の家庭医療専門研修プログラムの専攻を開始しました。3年間のプログラム終了後に家庭医療専門医を取得、以後現在の勤務先である高知県立あき総合病院で地域医療に従事しております。日々病院業務を行いながら後輩指導にも力を入れるようになり、この度総合診療専門医を取得するに至りました。  これまでは自身が主体で患者さんへの対応を行っておりましたが、専攻医や研修プログラムの卒業生を中心に頼もしい後輩が増えてきたため指導やマネジメントにかける時間が増えてきました。自分が直接患者さんを診たいという気持ちをぐっとこらえるのが大変な時もありますが、後輩の成長をみるのは自身の成長とはまた違った喜びを感じることもあります。初期研修医や学生実習にも関わる機会が増えており、総合診療専門医がどのような働きをしているか、どのようなやりがいがある仕事なのか伝える努力をしております。 しかし、COVID-19流行の前後で人と人とのコミュニケーションが大きく変わってきたと実感しています。以前は飲み会や勉強会・学会の際にざっくばらんに先輩・後輩と話すことで、仕事中には言えない悩みや熱い思いを聞く機会が多く、それが仕事中のコミュニケーションの円滑化にも繋がっていました。現在の医学科高学年~初期研修医はCOVID-19パンデミックの真っただ中に学生時代を過ごしたことで、部活の繋がりがなくなり、同級生とも画面でのやり取りが増え、飲み会や食事会も減り、対面で人と話す機会が失われています。学会や勉強会などもオンラインでの参加が増えており、業務連絡なども電子化が進んだことで、以前のように対面で行うコミュニケーションが難しくなってきたと感じております。背中で語る時代は終わり、疑問はAIに解決してもらう時代になってきましたが、やはり直接話さなければ伝わらないことはあると考えております。総合診療医は人と人との関係を大事にしており、それはAIにはできない私たちの専門性です。医学的な指導のみならず、人と人とのコミュニケーションの大切さ、AIにはできない役割、そういったことを伝えられるように精進していこうと考えております。今後ともよろしくお願...

新しい四国ブロック支部役員のご紹介(後編)

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新しいブロック支部役員の紹介(後編)です。皆さま、よろしくお願いします。

新しい四国ブロック支部役員のご紹介(前編)

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 ブロック支部長の阿波谷です。  日本プライマリ・ケア連合学会は昨秋、2026,2027年度の代議員選出選挙をおこないました。中部ブロック支部と四国ブロック支部のみが定数を超える立候補があり、投票がおこなわれました。四国ブロック支部の立候補者は43名(定員は37名)でした。多くの方が学会運営に関わる意思を持っていただけるのは有難いことです。  投票の結果、37名の方が選出されました。うち13名が新任の方です。ご本人の許可をいただいた方7名の自己紹介を前後編にわけて五十音順に掲載させていただきます。

新専攻医オリエンテーション・ポートフォリオ発表会の案内

下記の日程で新専攻医オリエンテーション・ポートフォリオ発表会を行います。 期日 :2026年4月18日(土) 時間 :13時受付 13時半~16時半 ※16時半〜17時で現地参加の専攻医交流会を行います 場所 : HITO病院  大会議室(愛媛県四国中央市上分町788−1) 方式 :現地+オンライン(zoom) 参加申込 :4月13日(月)までに  申込フォーム  にご入力ください 会費 :無料 ただし交通費は自己負担  ※当日はHITO病院駐車場をご利用いただき、駐車券をお持ちください 生涯学習単位 :申請中(OJT、医師、薬剤師) 対象 :PC学会 新・家庭医療専門研修プログラム専攻医、専門医機構 総合診療専門研修プログラム専攻医、指導医、関係者 メイン講演は社会医療法人石川記念会HITO病院 総合診療科の五十野博基先生をお招きします。総合診療医・家庭医のキャリア形成について、専攻医からの質問も交えながらお話いただきます。 専攻医をはじめ研修に興味関心のある皆様、是非ご参加をお願いいたします。(専門研修支援委員 植本真由) 五十野博基先生からのメッセージ 四国総診の新専攻医、およびオリエンテーション参加者のみなさんへ HITO病院 総合診療科部長の五十野博基です。4月18日の会の中で、「総合診療医というキャリアのつくり方」というテーマで少しお話しする予定です。 総合内科、ICU、家庭医療、MBA、病院運営など、私自身がこれまで歩んできたキャリアを例にしながら、「総合診療医のキャリアは思っているより自由」という話をします。 講演自体は短めにして、後半の時間はみなさんからの質問やディスカッションにたっぷり使う予定です。もしよければ当日までに、「こんなこと聞いてみたい」という質問を一つでも考えてきてください。どんな質問でも大歓迎です。「こんなこと聞いていいのかな?」という内容ほど面白いことが多いです。 例えば 総合診療医のキャリアはどうやって広げていくのか サブスペシャリティや研究との関係 働き方やライフとのバランス など、どんなテーマでも構いません。正解のない質問でも大丈夫です。むしろ、その場で一緒に考える時間にできればと思っています。 あわせて、自分のこれからの 3年・5年・10年 を少しだけ想像してみてください。まだ具体的でなくても大丈夫です。 当日、みなさ...

9th Sanuki GM Conference 開催報告

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 かがわ総合診療研究会の第9回さぬきGMカンファレンスを令和8年2月7日 三豊総合病院にて開催いたしました。お陰様で29名の参加を頂き、内、3名の専攻医と5名の初期研修医、2名の医学科学生も参加してくださいました。また、日本プライマリ・ケア連合学会の新・家庭医療専攻医のOJT1単位、専門医・認定医の更新単位1単位も申請準備が間に合い、18名から申請を頂きました。  今回は、群星沖縄臨床研修センター長の徳田安春先生をお招きして、午前中に三豊総合病院卒後臨床研修センターセミナーとして院内の研修医と看護師、GMカンファ参加者を対象に第1部「変化に気づく病棟ラウンド:異常の早期発見と共有の技術」 と題して、わずかなサインを逃さず、医師と看護師が“同じ絵”を見るためのポイントについての講演、そして第2部「救急の“判断ミス”を防ぐ:認知バイアスとその対策」 をテーマに救急で多い“思い込み”“急ぎすぎの推論”“安心バイアス”を解説し、 医師・看護師双方が誤診リスクを減らすための実践的アプローチを紹介くださいました。午後には、「過度な検査も、過度な抑制も避ける:臨床判断の質を高めるために」をテーマにGMカンファレンスが開催されました。  徳田先生の論文で2011年のJournal of Hospital Medicineに掲載された論文から日本の医療訴訟ケースのうち診断エラーの割合は30%、要因は知識不足以上に判断ミスであり、認知エコーやシステムエラーが原因となっているという報告を紹介してくださいました。「フレームその1:サイエンスによる病歴聴取と身体診察:科学的根拠に基づいた病歴と身体診察」検査に頼りすぎず、まずは患者の訴えや身体所見から診断を組み立てる枠組み、「フレームその2:アートによる病歴聴取と身体診察」医師のアートも診断には重要、患者ごとに異なる背景や症状を柔軟な発想と経験で捉える枠組み、「フレームその3:E-DIAGNOSISによる診断サポート」AI、検索エンジンを活用し最新の知見やエビデンスを診断に取り入れる枠組み(ただし、AIの誤情報等にも注意が必要)、「フレームその4:日本の患者による妥当性検証データ」日本の疫学や患者背景を踏まえ診断ルール等の妥当性を現場で検証する枠組み、海外の知見だけでなく日本の疫学に即した診断を意識するという4つのフレームについて臨床に即して...

参加者募集 徳田安春先生ご講演 第9回 Sanuki GM Conference 2月7日

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三豊総合病院 遠藤日登美先生より、Sanuki GM Conferenceのご案内をいただきました。(事務局 阿波谷) --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- プライマリケア学会四国ブロック支部会員の皆様 平素より大変お世話になっております。講演会のご案内です。 2026年2月7日(土)14:00 〜15:20 香川県の三豊総合病院にて「9th Sanuki GM Conference 」を開催致します。 講師は群星沖縄臨床研修センター⻑ 徳田安春先生をお招きし、「過度な検査も、過度な抑制も避ける︓ 臨床判断の質を高めるために」についてご講演頂きます。 尚、以下の通り単位付与が認められましたのでお知らせいたします。 ■専門医・認定医更新のための単位     1単位 ■Off-the-jobトレーニングの認定単位    1単位 領域:臨床 締め切りが過ぎましても、ご参加いただけます。 よろしくお願いいたします。 三豊総合病院 内科 遠藤日登美  

総合診療セミナー「ERサバイバル ~unsuspected killer in ER~」

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高知家総合診療専門研修プログラムは(公益社団法人)地域医療振興協会高知県支部との共催で総合診療セミナー「ERサバイバル ~unsuspected killer in ER~」を開催しました。 今回は講師として福井大学医学部附属病院救急科総合診療部の林 寛之先生にお越しいただきました。林先生は救急のレジェンドで、「研修医当直御法度」などの若手医師向けの本を多く書いておられ、様々な医療機関で若手向けのセミナーの講師をされたり、学会でも救急をテーマとしたセッションを行われたりするなど、若手医師の教育に非常に熱心に取り組んでおられ、私自身も今回のセミナーを非常に楽しみにしておりました。また、救急の林先生をお招きするにあたって、高知大学医学部附属病院総合診療部の盛實先生、高知大学医学部災害・救急医療学講座の竹内先生にご支援を頂き、医師・看護師だけでなく、救急救命士等の消防関係の方など幅広い職種の方に参加いただくことが出来ました。 講演は、臨床推論の考え方と、その中でのコミュニケーションの大切さをまずお話しいただいた後に、実際によくある患者さんの訴えとそれに隠れる重大な疾患として「急性心筋梗塞」、「くも膜下出血」、「大動脈解離」を例にお話しいただきました。 いずれも豊富なエビデンスを土台とし、患者さんの訴えの頻度とその特徴、それに対する検査の感度、特異度から、時間経過におけるその感度の変化、教科書で学んできた事と実際に重要視すべき事の違いについて学ぶことが出来ました。その他にもインフルエンザ患者の心筋炎、高齢者のウェルニッケ脳症など「食欲がなくて」や「元気がなくて」というよくある患者さんの訴えの中に潜む見逃してはいけない疾患もお話しいただき、自身の診療を見直す機会となりました。 受講後のアンケート(回答者 34人)では、「セミナーのわかりやすさはどうでしたか」という質問には、大変わかりやすかった 88.2%、わかりやすかった 11.8%、「セミナーの内容は期待したものと一致していましたか?」という質問には、期待以上であった 67.6%、ほぼ期待通りだった 32.4%、と参加者の皆さんの持つ期待に応えることが出来たのではないかと思える結果となりました。自由意見でも「普段の診療の危うさに気付くと同時に、より論文などの文献を見つつ勉強しようと思った。」、「教科書的な診察所見に囚われす...

横井徹先生が四国ブロック支部プライマリ・ケア功労賞を受賞されました

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 日本プライマリ・ケア連合学会は、長年にわたりプライマリ・ケアに従事し、多大な功績のあるものを顕彰するためにブロック支部プライマリ・ケア功労賞を設けています。本学会およびブロック支部の基本理念がそれぞれの地域での真摯なプライマリ・ケア活動にあることを広く知らしめることを目的としています。四国ブロック支部では、2017年から毎年、支部役員から推薦された会員を、支部長、副支部長の投票で選考しています。既定の得票に満たない場合は該当者なしとなることもあります。この度、横井徹先生(香川県高松市 横井内科医院)が受賞され、第25回地方会において授与式をおこないました。  横井先生は、香川TFCを立ち上げ、研修会やメーリングリストを事務局として主導されました。適々斎塾をはじめ、プライマリ・ケア医の生涯教育の礎を築いてこられました。香川大学医学部の学生実習を受け入れるなど、学生教育も熱心に取り組んでおられます。四国ブロック支部の監事としても長年支部運営に貢献いただいております。これらの業績が高く評価されました。横井先生の受賞を心よりお慶び申し上げます。            日本プライマリ・ケア連合学会四国ブロック支部長 阿波谷敏英 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 四国ブロック支部プライマリ・ケア功労賞を受賞して                                 横井内科医院 横井 徹   ブロック支部功労賞授与いただきありがとうございます。表彰会場、高知県立あき総合病院は、62年前亡父が内科医として1年間勤務した病院でもあります。当時私は生後3か月、不思議な縁を感じると共に驚いております。過去の受賞者は長年プライマリ・ケア実践、指導教育に取り組まれてきたレジェンドの皆様ばかり。「実践」があっても「指導教育」実績がない私がなぜ?、と。ただ「医師キャリアの中できることを地道に続けた結果」が評価に値する...

徳島からはじめる「ケアと医療と暮らしの輪」開催報告

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 このたび、「ケアと医療と暮らしの輪」(https://careno-wa.net/)に参加いたしました。会場には、医療・介護・福祉・行政関係者、そして地域の皆さまが集まり、互いの立場を越えて語り合う温かな雰囲気に包まれていました。そこには、「地域の暮らしを共に支える」という共通の思いがあり、まさに“ケアの輪”が広がっていることを実感いたしました。  会の前半では、病院での身体拘束ゼロを目指す取り組みや、「寝たきりにしないリハビリテーション」を通じて、病院が地域の福祉にどのように関わっていくかを学びました。病院の役割を単なる治療の場にとどめず、患者さんの「その人らしい暮らし」へとつなげていく姿勢に、深い感銘を受けました。こうした実践は、地域における医療の在り方そのものを問い直す大切な契機であると感じました。  また、医療的ケア児が社会の中で自らの居場所を持つことの意味や意義について学びました。医療が単に身体を支えるだけでなく、社会参加や生きる力を支援するものであることを改めて実感しました。さらに、ユース世代の孤立を防ぐ取り組みについての報告では、「地域に住んでいても、私たちが目を向けなければ、まるでそこに存在していないように思えてしまう」という言葉が印象的でした。地域に暮らす誰一人として取り残さない。その視点こそが、これからの地域包括ケアの基盤になるのだと感じました。  続いて、鞆の浦・神山町・海陽町の事例を通じて、病院や診療所が地域にどのように溶け込み、住民と共に医療を育んでいるかを学びました。地域の特性に応じて形を変えながらも、そこに共通しているのは「人のつながり」を大切にする姿勢でした。医療は地域に生きる人々との信頼関係の上に成り立つという原点を再確認いたしました。  また、オランダ発の「ポジティヴヘルス」についてのお話では、“健康とは評価ではなく対話のプロセスである”という考え方が紹介されました。数値では測れない「生きる力」や「意味」を共に見つめることが、ケアの実践につながるという視点は非常に示唆に富んでいました。  さらに、地域で活動する医学部生たちの発表も心強いものでした。彼らが地域に入り、人々と関わる中で医師としての志を育んでいる姿には、四国のプライマリケアの未来への希望を感じました。  最後に取り上げられた「Beyond ACP(アドバンス・ケア・プ...

ポートフォリオ発表会 

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  2025年11月16日午前8時30分より、ポートフォリオ発表会が行われました。専攻医の齋藤大地先生(HITO病院)は領域5:「患者中心の医療」、渡部京介先生(徳島健生病院)は領域14b:「倫理的に困難な意思決定を伴う事例のケア」について、それぞれ発表していただきました。司会は原穂高先生(愛媛生協病院)、コメンテーターとして、田尻巧先生(あき総合病院)、稲葉香織先生(徳島大学総合診療医学分野)に参加していただき、ポートフォリオをより深めていけるような質問やコメントをいただきました。発表では、専攻医が患者さんと関わる中での悩みや葛藤を、指導医との振り返りや枠組みを用いながら乗り越え、診療されている様子が感じられました。ルーブリックに沿って押さえるべきポイントを確認し、多職種連携の視点を確認したり、診療中の感情の振り返りを通して、より深く学習が行えたのではないかと思います。ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。(研修支援委員会 植本真由)

【開催報告】第25回日本プライマリ・ケア連合学会四国ブロック支部地方会、第32回四国地域医学研究会合同学術集会

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さる2025年11月15日、16日、高知県立あき総合病院やまのホールにて、合同学術集会が開催されました。この集会は、毎年1回、四国各県が持ち回りで開催され、四国地域の医療従事者が集まり、地域医療の課題について学び、意見交換する場として実施されています。今回も現地参加とオンライン参加を合わせて、1日目は130名、2日目は101名の方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。 1日目のシンポジウムでは「ACPと看取り」をテーマに、特に「教育」に焦点を当てました。メインシンポジストとして、内田 望 先生(埼玉医科大学 国際医療センター 緩和医療科 教授)と森下 幸子 先生(高知県立大学 准教授)を招聘し、お二人から、医学生・看護学生への教育の現状や課題についてご報告いただき、人生の最終段階のケアに関わる人材育成の重要性について多くの学びがありました。また、地域の現場から、釣井民子氏(東部ケアプランセンター 花/ケアマネジャー)が「高知県東部地域における在宅でのACP実践」について、中本雅彦施設長(介護老人保健施設 リゾートヒルやわらぎ)が「施設での看取りの取り組み」を、そして江田雅志 医師(高知県立あき総合病院)に「急性期病院における看取りの実践」についてご発表いただきました。「大学での教育の立場から」お二人の講師の発表が笑いあり、教育現場の苦悩あり参加者を魅了する講演でしたが、現場のお三方の発表も、メインのお二人に勝るとも劣らない熱量のご講演で、聴衆を魅了しました。おかげさまで講演時間が大幅に延長してしまい、参加者との活発な議論が行われたのですが、ディスカッションの時間がわずかになってしまったことをお詫び申し上げます。 また特別講演として、日本プライマリ・ケア連合学会 理事長 草場 鉄周 先生に「日本に求められるプライマリ・ケア」と題してご講演いただきました。草場先生からは、日本の医療が直面する課題や、その中で求められるプライマリ・ケアの役割、今後の展望について、大変示唆に富むお話をいただきました。特に、昨年、厚労省がかかりつけ医機能の法律化で、総合診療専門医の配置数を報告義務が明文化されたことをお話しされ、今後、総合診療専門医のインセンティブが生まれる土壌ができたこと、今後、総合診療がますます必要とされる社会になっていくことを示していただきました。 2日目はポートフ...